英語の学習法・勉強法

英語学習におけるパターンプラクティスとは?その効果(長所&短所)と具体的な練習方法を解説。

 

英語学習で効果があるとされる「パターンプラクティス」。「シャドーイング」「ディクテーション」と並び、近年は取り組む人が飛躍的に増えました。

パターン」と名前がつくと何故か上質な感じがしますね。スーツのパターンオーダーを思い浮かべてしまいます。

余談はさておき、今回はこのパターンプラクティスとは何か、その効果と具体的な練習方法を解説していきます。

 

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パターンプラクティスとは何か?

パターンプラクティスとは、パターンを捉え、プラクティスをすること。

英語学習では英文法のパターンを身につけ、様々な場面で瞬時にパターンをアレンジ(表現の一部をどんどん他の言葉に置き換える)して英語を話すことを指します。

つまり、よく使われる文法をとにかく覚え、会話における反射神経を鍛えるということです。

 

What's this?

This is a pen.

「What's this?」と聞かれたら、瞬時に「This is...」と口を突いて出るくらいにパターンを身につけるということです。簡単ですね。

 

この「The 文法」的なパターンプラクティス以外にも「初めて会う人との挨拶」など場面ごとに様々な表現パターンを練習することもパターンプラクティスです。

相手に合うパターンを引き出しから取り出し、アレンジする練習をします。

 

「クイックレスポンス」という簡単な文章の書き換え作文を瞬間的に行う学習方法もありますが、これもパターンプラクティスと似た学習方法です。

 

パターンプラクティスの効果について

さて、上記ではパターンプラクティスは「頻出する英文法を頭に叩きこみ、体に染み込ませ、ネイティブスピーカーとの会話の場面でパターンを引き出し、アレンジして会話を展開していく練習」であると述べました。

どのような効果があるかと言うと、会話の場面でいちいち文法の「型」を思い出す時間が短縮され、スムーズにコミュニュケーションが取れるようになることです。

 

I play baseball.

He plays baseball.

She plays soccer.

 

とてもシンプルですが、パターンさえ覚えていれば、動詞の変形、名詞の置き換えだけで、かなり幅の広い英会話が展開できることがわかります。

上記は簡単な例ですが、文法が難しくなっても、パターンを把握すれば上記の「I play baseball」のように瞬時に頭の中で英文を組み立て、会話もできるようになっていきます。

 

パターンプラクティスにもデメリットがある

パターンを覚えて、ネイティブスピーカーと会話をする上で、そのパターンを取り出し、アレンジして会話をする。

非常に、理に適った学習方法に見えますし、筆者もそう思います。しかし、パターンプラクティスを実践する前に、デメリットも把握しておきましょう。

 

デメリットは、つまらない練習であるということです。楽しくできるはずがないのです。継続が非常に難しい。

単調で、それは、まるで畑を毎日コツコツと耕しているよう。しかし、畑は耕すからこそ収穫があるのです。

 

一人で実践するのはきついので、一緒に英語学習をしている人を巻き込んでやるのもありです。

もしくはコーチング式英語スクールなどを検討している方は、トレーナーに鼓舞してもらい、継続学習していくというのも一つの手です。`

 

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パターンプラクティスを実践しよう(最初は短いフレーズで)

具体的な練習方法を紹介しますが、基本的には上記で書き出した構文、

 

I play baseball.

 

を学習パートナーや先生、トレーナーに「play baseball.」を残して主語を「he」「she」「we」「they」などに置き換えてもらい、瞬時に答えるという練習をします。

(パターンプラクティスをわかりやすく説明するために非常に簡単な例文を用いています)

 

He plays baseball.

She plays soccer.

 

主語ではなく時制を置き換えても良いです。

 

I play baseball.

 

Yesterday, 2 years, tomorrow, before

↓↓↓

I played baseball yesterday.

I have played baseball for 2 years.

I have been playing baseball for 2 years.

I will play baseball tomorrow.

I had played baseball before.

 

疑問文、否定文に置き換えなど、バリュエーションを増やしましょう。

 

He plays baseball.

 

↓↓↓

 

Does he play baseball?

He doesn't play baseball.

 

慣れてきたら、関係代名詞や現在分詞を含む文でもトライしていきましょう。瞬時に「口で」回答することが大切です。

考えて書き出す、というトレーニングではないことを念頭に取り組みましょう。復習では書き出して、頭の整理をするのもありです。

 

応用としては、例えば家の飾り物などに、覚えた文法パターンを活用して自分の今の感情などを吐露するなど、頭に残りやすいのでお勧めです。

筆者は電柱に向かって「I know you have loved me since I was born but....」などと話しかけていました。この場合は少し特殊ですが「You love me」をパターン化していました。

周りから見ると完全に不審者でしたが、効果は絶大でした。

 

I am Sam.

I am Ken.

I am Takashi.

 

など、最後の名詞のみを置き換えるパターンプラクティスは当然ですが意味がありませんので、やめましょう。

また、あまりにも高度な、頻出しない英文パターンは積極的にスキップしましょう。中学英語の教材に載っていないようなスラングや文法を避けるということです。

会話はほとんどの場合、中学英語の応用で事足りますので、高度な英文パターンを覚えて遠回りしている場合ではありません。

 

パターンプラクティスを行う上での注意点

それは、最初は非常に簡単な、シンプルな英文からパターン化をしていくことです。

難しい英文をパターン化することから始めてしまうと、ただでさえつまらないプラクティスがさらにストレスフルになってしまいます。

 

また、英文法の基礎がままならない英語力の方は、まずは中学英語の文法の教材を一周してから取り組むことをお勧めします。

パターンプラクティスは「応用英語」です。基礎の英語力がなければ、パターンを引き出すにも都度文法の理解に努めなければならず、長続きしなくなってしまいます。

英語初心者を脱している人におすすめの学習法といえます。

 

パターンプラクティスに使えるお勧め教材

教材を見ていきましょう。

 

ポンポン話すための瞬間英作文 パターン・プラクティス

瞬間英作文シリーズの「ポンポン話すための瞬間英作文 パターン・プラクティス」。

パターンプラクティスに特化した教材で、パターンプラクティス自体の練習も含め、これから取り組む人が手に取るべき書籍となっています。

 

カラー版 中学英単語だけで話せるやさしい英会話

カラー版 中学英単語だけで話せるやさしい英会話」。

頻出フレーズをシンプルな文章で感覚的に頭に叩き込むのにうってつけの本です。パターンプラクティスを実践していく初手の書籍として活躍してくれること間違いなしです。

シンプルな文章であることは非常に重要です。シンプルな文法を覚えてアレンジしていくのが、パターンプラクティスだからです。お勧めします。

 

 

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CDなしバージョン)

シリーズが続いてしまい恐縮なのですが、大ベストセラーの「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CDなしバージョン)」は、やはり欠かせません。

中学校で習う英文法を総復習でき、文法を組み立てることに特化した書籍ですので、上記のパターンプラクティス特化版と異なる内容ですが、学習方法の相性も良いです。

 

英語初級者から中級者まで、積極的に活用すべき書だと思います。シャドーイングなどにもこちらの書籍は使えますので、1冊で複数の学習方法に着手したい人はこちらでも良いかもしれません。

 

まとめ

パターンプラクティスについて紹介してきました。

英語学習には様々な学習方法がありますが、基本は基礎学習にプラスαとしての「シャドーイング」、「ディクテーション」、「パターンプラクティス」、そしてオンライン英会話などでのネイティブスピーカーとの実践英会話の合わせ技が最も効率的といえます。

これらの学習方法を如何に継続できるかが肝です。

 

英語学習は長距離走です。自身を鼓舞して走り続け、英語力を飛躍させていきましょう。

 

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おわりに

30歳を超えてから独学で英会話を身につけた記者と、現在社会人をしながら英語学習を継続中の記者、2人の視点から見た英語スクールを

  • 結果のコミットメント
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参考になると思いますので、是非ご覧いただければと思います。

 

 

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